駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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セクハラは境界線が分からないそんなつもりはないのに加害者に

土日祝のパート警備員です。
駐車場警備の待機(休憩)で従業員用駐車場に戻りますと新人のMK君が来ていました。
MK君は昨年4月に大学新卒で警備会社に入社した体育会系の若者です。目上の者への服従や根性論などを尊ぶ気質をお持ちのようです。何度か一緒に仕事しました。
「おや、どうしました?」
「お疲れ様です。巡察です」
巡察とは視察のために警備現場各地を回ることです。何らかの情報伝達に来たようです。


「実は、セクハラがあったので隊員に注意するため巡回しています」
「どういうこと?」
「セクハラはしないと思いますが注意するよう申し上げます。ここで4カ所目です」


もうちょっとわかりやすい言い方はないのでしょうか。5W1Hを失念しています。
突っ込んで聞こうと思っていますとKN先輩が補足してくれました。
「俺たちは職工あがりだから、若い頃から女性と接したことがなかったんよ。警備員になってスーパーの女性従業員と挨拶や世間話をするようになって調子に乗っていっちゃあいけないことを言ったのさ。まあ、モテたと勘違いしたのさ」
と、まるで見てきたように言いました。私は、
「そんなつもりはなかったのに、知らない間に加害者になっていた」
ということですね。



セクハラは境界線が分からないそんなつもりはないのに加害者に


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