日本は老い行く国ぞシニア世代の働く先は明るい警備員
土日祝のパート駐車場警備員です。
入社数カ月の新人NM(63歳)さんと10年選手のET(70歳)さんが夜勤の現場で1週間働いたそうです。
多少遠方の工事現場です。
NMさんは最初に施設警備員をされ駐車場班に転籍した同年配。
同時ではなく別々の日に聞きました。
最初はETさんです。
「平日も仕事してますか」
「先週はT市の工事現場で夜勤したよ。通行止めだけど来たのは車3台で楽勝だった。早く終わった日も日当は丸々くれたよ」
と笑っていました。
「それはよかったですね」
次の日にNMさんに会いました。
「平日も仕事してますか」
「T市で夜勤しました。寒かったです。暇で時間経たないし昼間眠れないので辛かったです。早く終わった日でも始発電車まで待ち時間があって退屈で寒かったです」
とぼやいていました。
「それは大変でしたね。次はいいことがありますように」
お二人共シニア隊員に共通の弱点をお持ちです。場所や人数、仕事内容の説明が雑です。あえて突っ込んで聞きませんでした。
違うのは仕事に対する性根でしょうか。
敬愛する先輩警備員のように明るくありたいと思った次第です。
日本は老い行く国ぞシニア世代の働く先は明るい警備員