駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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待機にて飴もチョコも口にして背筋を伸ばしあともう一息だ

土日のパート駐車場警備員です。
スーパーなどの駐車場内の交通誘導を主に行っています。
通常は1時間立哨して別の人と交代して30分の休憩をします。
その休憩は会社か自分の車で行うことが多いです。


たまたま休憩が一緒になったSK(70歳)さんは苦労人。
年金が少ないので毎日警備員で稼ぎたいと公言されています。
交通誘導は動きが少ないので寒さで足元から腰まで痛くなるとお嘆きです。


会社の車は喫煙者がいて煙たいのでマイカー待機します。
エンジンを掛けて暖房を効かせます。
「私の車に乗りませんか。暖かですよ」
毎度のことで喜んで乗ってきます。
車のアイドリングでも長時間になりますとガソリンを2リットルくらい消費します。


キャンディやチョコレートを差し出すとひとつ摘まみます。
「遠慮なく。手づかみでポケットに入れて下さい。立哨中も疲れたら食べて下さい」
「ありがとう。では遠慮なく」



待機にて飴もチョコも口にして背筋を伸ばしあともう一息だ

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