駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

にほんブログ村 その他日記ブログ 警備員・ガードマン日記へ
にほんブログ村

缶ビール手で隠せとアイコンタクト

土日のパート駐車場警備員です。
サッカー警備に行ってきました。今回もスタンド・ピッチ班でした。
J2からJ1に昇格するためのスタジアム条件は座席数が1万5千人以上です。
そのためにK市ではJ1昇格に備えて新スタジアムを建設しました。
残念ながら昨年はJ2からJ3に降格しました。
今年度は新スタジアムでJ3開催となりました。J2に1年で復帰と横断幕がありました。


スタンド警備では観客の乱入や投げ込みの防止です。
スタンド内に缶やビンの持ち込みが禁止されています。
そのため入口で持ち物検査をしています。
観客席で缶やビンを発見した場合は紙コップに詰め替えていただきます。
サッカーでも野球でも同様の処置をします。


職務に忠実な方は班長に無線を入れて客席まで確認に行かれます。立派です。
私は若いカップルや家族連れなら目で注意します。
「・・・なるべく手やタオルで隠してお飲み下さい・・・」と視線を送り口も『隠せ』と動かします。
私の合図に気がつきますと、
「・・・あ、すみません・・・」
と頭を下げるなどの仕草で合図が返ってきます。
持ち物検査をすり抜けた缶です。缶は無かったのです。
試合が終りお帰りになる前に私の方に来て「ありがとうございました」と挨拶をされます。
こんな警備員は失格なんでしょう。



缶ビール手で隠せとアイコンタクト

×

非ログインユーザーとして返信する