駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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出入口警備壁際の日影かな

土日のパート駐車場警備員です。
お世話になっている警備会社には高齢者が多いです。
定年退職してから年金の足しになればという動機で入社される方が大多数です。
ということで顔をみただけでは誰が新人なのかわかりません。
最低賃金で働くので楽かもしれないし厳しいことは言われないと思った人が大半です。
ところが最低賃金でも仕事は仕事だから在籍している以上は文句を言わず頑張れと大声を出す人がいます。
これは「新人だから辞めずに堪えろ。俺のいうことを聞け」と暗に言っています。
そうではなく最低賃金でも手抜きせず真面目であって欲しいものです。
どうしても自分が楽しく思えず向いていないと思ったら辞めた方がいいと思います。


出入口で歩行者誘導をしている時に壁際に寄り日かげに入る新人がいました。
「もっと前に出て下さい。車道の側に立って下さい」と注意しました。
「そっちは日なたで暑いからここでいいよ」
「だめです。そんな後ろに立っていたらいざと言う時に車を停止できません」
「なんだって。そこに立つのが会社の命令か。そんな命令を出す会社なら辞めたいよ」
私は単なる先輩という立場ですが新人の言うことに妥協はできません。
「そうです。私が会社を代弁しています。車道側に立ちなさい」
会社には申し訳ないが『辞めるなら、辞めろ』と思いました。



出入口警備壁際の日影かな

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