駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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開いたドア警備員と見る夏燕

土日のパート駐車場警備員です。
日曜日昼前のショッピングモール駐車場での出来事です。
30分の待機休憩を終えて交代場所に行く途中でドアの開いた高級車を見つけました。
.中をのぞきますと特に貴重品や鞄類はありませんでした。
隊長に無線連絡しました。
「A駐車場から隊長」
「どうぞ」
「運転席側ドアの開いたままの車があります。ドア閉めて立ち去っていいですか」
「常駐警備さんに行っていただきますので来られたら案内して下さい」
「了解」
車の側で専門の警備員が来るのを待つことになりました。
どうしてドアを開けたままにして車から離れたのか想像しました。


高級車クラウンです。オーナーは年配者です。
ご主人が奥様の運転手として駐車場にやってきました。昼前ですが早々と満車になっていましたので徐行して誰か出て行くのを待っていました。
年配者の夫婦ですから立体駐車場は止めた位置が分からなくなります。なんとしても地上の駐車場に止めたいと思っていました。
ようやく1台分の空きが見つかりました。駐車した途端に助手席の奥様が降りてお店に向いました。あわてたご主人は窓ガラスが下がったままのドアを思いっきり開いて降りました。手にはキーがありますので安心して奥様の後を追いました。


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