駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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道を聞き間違えていたお客様

土日のパート駐車場警備員です。
大型ショッピングモールの駐車場で交通誘導をしていますとお客様からいろんなことを聞かれます。
車の窓ガラスが降りて運転手さんが顔を見せます。だいぶ年配の男性でした。
「ここは、黒崎イオンか?」
「違います」
「そうか、待合わせをしたいがどこに置いたらいいかな?」
地上の駐車場は満車です。屋上駐車場に空きがあります。
「満車ですから屋上でどうぞ」
「屋上だと? 詰まらん。ところでミスターマックスは近いのか?」
「はい、ここを出て右折して次の信号を左折してJRのガードをくぐればすぐです」
「左側にあるのか」
「はい、5,6分で着きます」
「行ってくる」
どうやら待ち合わせの場所を間違えたようです。



道を聞き間違えていたお客様

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