駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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秋風や停止の願い突破さる

土日のパート駐車場警備員です。
駐車場内での交通誘導をすることが多いです。
そこで困ることがあります。
歩行者が横断歩道に来られたので車に止まっていただくよう合図します。
その時に止まるどころかそのまま加速して行き過ぎる車があります。
それは警備員の停止のお願いを無視して突破されただけで困ることではありません。


本当に困るのは「行って下さい」とお願いしても歩行者が見えると止まる車です。
どういうケースかと言えば歩行者がずっと続いている場合です。
警備員には行列が見えています。
待っている車1,2台なら先に通っていただいた方が安全です。
最初の横断者に手で制して止まっていただきその間に車に通っていただきます。
「すみません。先に車を通しますのでしばらくお待ち下さい」と広報します。
車に向かって「先にお通り下さい」と声を掛けて動作で行くように示します。
ですが歩行者がいるという事で車が停まります。
仕方ないので歩行者に通っていただきます。
するとどうなるか。
延々と歩行者がお通りになりしばらくお待ちいただくことになります。



秋風や停止の願い突破さる

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