駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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遠隔の現場を指示され断りを毅然と言える警備士居たり 

土日のパート駐車場警備員です。
郊外の食品スーパーHN店では土曜日は3人体制です。
待ち合わせ場所に公営競技場に勤務しているEGさんが来ていました。
EGさんは昨冬の入社でまもなく1年になります。
「やあ、久しぶりですね。よろしくお願いします」
「あ、どうも」
「実は私はK市体育祭と言われましたが後からここに変更になりました」


K市の体育祭は自宅から25キロも遠隔地です。
交通費は出ません。ガソリン代や車使用料はもとより都市高速道路も自前です。
ちょっとは通勤距離のことも考えて頂きたいものだと気分が落ち込んできます。
いつまでたってもこんな仕打ちを受けるならそろそろ辞め時かなと頭にかすめます。
自衛策はあります。大きなイベントがある日はあらかじめ休みにすることです。


「そうそう、俺も行けと言われたけど絶対嫌だと言ったらここになった」
EGさんは私よりさらに西に5,6キロ遠いはずです。
つまりK市体育祭まで30キロ以上あります。喜んで行きたいわけではありません。
「そうですか、おかげさまで私もここの近場になりました」
おとなしくしていればどこに飛ばされるかわかったものではありません。
少しは反発も必要なようです。



遠隔の現場を指示され断りを毅然と言える警備士居たり

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