駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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北風や人それぞれの駐車場

土日のパート駐車場警備員です。
食品スーパーで駐車場が満車となることがあります。
閑静な住宅街にあるスーパーですと臨時駐車場もありません。
警備員は満車であることを知らせて待機するよう広報します。
「ただ今満車です。車に乗ったまま空くのをお待ち下さい」


待ち方は二通りあります。
場内を徐行しながら探していく方とハザードランプをつけて停車する方です。
前者は若い女性に、後者は年配の男性に多いです。


年配の男性がハザードを点滅させ駐車していた場所から3、4台先の枠から出庫がありました。
そこへ後ろからきた軽自動車がさっさと駐車しました。
運転者は中年女性でした。この年代の女性は厚かましい人が多いように思います。
停車していた年配男性は窓から顔を出して通りがかった私に怒鳴りました。
「俺が待っていたのに、後からきた奴が停めやがった。お前、軽を出させろ」
内心で『早い者勝ちですから諦めて下さい』と思いながら、
「すぐ空きますからしばらくお待ちください」
となだめました。
女性ドライバーはまずいと思ったようでさっと店舗に走り去りました。


「そんなんでいいのか。ちゃんとしろ」
停めた女性もマナーも思いやりもありません。待っていた人がいたのは分かっています。しかし仕方ないです。
『それでいいのです。早い者勝ちです。出庫があるときじっとしていましたね』
と言ったら顔を真っ赤にして怒るだろうと思いました。

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