警備員ダブルワークの花形か
競艇場の警備中に携帯メールをしたFGさんはダブルワークでした。
彼は、「本業がある。警備員はアルバイトだからいつ辞めてもいい」
と公言して出勤日数が少なかったと思います。
そのような言動が同僚警備員から嫌われたようです。
私も隠れダブルワークでしたがその当時は最低でした。
高卒後に技術の会社に20年勤続しました。38歳で独立開業して20年経過した頃は不況でした。
その当時、2012年は景気の谷と言われて日本中が不況にあえいでいました。
仕事がないので税務署で休業の手続きをしまして自営になりました。
それでも小さな仕事しかありませんから59歳でフルタイムの警備員になりました。
警備員は資格も経験も不要ですし高齢者でも働けます。
能力や経験実績および資格が要求されるエンジニアの仕事と違って代わりがいくらでもいる世界です。
競艇場のような規模の大きな組織になりますと休みも自由に取れます。
ただし能力があろうがなかろうが正当に評価されません。
とはいえダブルワークにとって、とてもいい環境でした。
(つづく)