駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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払戻しのクレームはよくある話

警備員が払い戻しの時の苦情対応をするのは少数派でした。
私のほかに霊能者SYさんやOSさんくらいでした。
その他大勢の警備員はどうするかと言えば巡察というブラブラしている警備員を無線で呼びます。
私が気がつけば無線をする前に対応していました。
無線されたらどう対応するか観察します。
『誰が来ても上手くやれよ』と願っています。


「X投票場から警備本部どうぞ」
「警備本部です。どうそ」
「客が、おっと、お客が払戻金が少ないと言いよる、おっと、言っとります。どうぞ」
「巡察に行ってもらいますのでお待ち下さい」
「X投票場了解」
そしてお客様に係員が来ますからしばらくお待ちと告げます。


細い目であごの張った陰険な顔付のOM巡察がやってきました。
「どうしたの?」
「やっと来たのか。待ちくたびれた」
OMは横柄な口をききます。
「3連単と3連複を間違えたのじゃないの?」
「なんか、その物言いは。もうええ。帰れ。腹立つ奴や」


私が後から謝ったりしていました。
「すみません。バカな奴です、私も恥ずかしいです。こらえて下さい」

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