駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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正月三が日は警備員の顔

A競艇場の警備員はほとんど団塊世代の方々でした。
ガッツもそうです。
W競艇もK競輪もだいたい同じような年齢構成でした。
終身雇用制でリストラもなく定年まで会社にいられた世代です。
そして最大の特徴は権威や地位のある人の意見は聞きますが自分より若い世代の意見には耳を貸しません。
ガッツに限らず彼らは前班長のモアイなどの言うことは何の疑いも持たずにしたがっていました。
ガッツは自分の後輩である班長のDEさんの言うことにことごとく反対していました。


正月三が日の駐車場警備は公営競技場勤務者には本当に楽な配置でした。
本体駐車場が満車になりますと臨時駐車場に案内します。
臨時駐車場の入口で歩行者の安全誘導と入庫数の計数が主業務でした。
私は何度も来ていましたので慣れていました。
というか最初からそんなことは簡単にできていました。
ところが団塊世代の後輩の人たちは「数がわからん」と嘆きました。
「メモ紙に正の字を書いたらどうですか」と勧めました。
「紙と鉛筆がない」と言います。
仕方ないので私のメモ帳とボールペンを貸しました。
(つづく)

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