駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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鶴舞うや都会のボートレース場

F競艇場の警備員は多いです。
しかも若い人が多いです。正社員なのか契約社員なのか区別はわかりません。
1日に稼働する警備員数はA競艇場では30人ですからその約3倍です。
多いと思ったW競艇場でも約50人ですから倍になります。
それ以外にも驚くことがありました。


舟券発売所で立哨していますと若い女性たちがやってきました。
同じ服装をしていますのでお客様ではないとすぐに感じました。
私たち警備員にも一斉に挨拶をしてきました。
まさに掃き溜めに鶴のような趣です。

 


通り過ぎてから20mほど離れて立っている若い警備員に聞きました。
「彼女たちは何ですか?」
「ああ、コンシュルジュですよ」
聞きなれない言葉です。意味がわかりません。聞き返しました。
「こん、今し得る爺? ってなんですか」
「コンシュルジュです。秘書という意味だそうです」
よく聞いてみますと、競艇場内の案内のほかに舟券の書き方や記載台の整理点検などもをするそうです。定期的に巡回されています。
「素晴らしいです。記載台整理はA競艇場では私たち警備員がしています」


A競艇場では警備員が積極的に整理をします。
優先順位が1位です。
ほとんどしない私などはダメ警備員と指されます。
近接のW競艇場では積極的ではないにしても暇をみて警備員がします。
ほとんどしない私でも納得して受け入れてくれます。
つまりF競艇場では警備員本来の仕事に専任できます。
都会の洗練された競艇場のようです。
(つづく)


フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から
コンシエルジュ(仏: concierge)とは、サービス業の一つ。
「コンシェルジュ」とも言い、日本式発音のコンシェルジェの表記が広く使われる。
日本では秘書というより「アシスタント」の意味合いが強いことが多い。

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