娘が東大に行きたいと言ってきました。
「残念だな。ここが東京なら東大でいいよ。大阪なら阪大だ。九州だから九州大だよ」
と言いました。

「兄には東大って言ってたじゃない？」
「それは男だから。お前は女だからだめなの」
「へ？　それって男女蔑視だよ」
「またまた残念だな。この国ではそれが当たり前なんだ」

娘は九州大学を卒業すると東京の会社に就職しました。
単に東京に憧れていたと思います。

「♪僕の恋人東京にいっちち。なんで東京いいのだろう♪」
という昔の歌がありました。
私も若い頃に東京に行っていれば大会社の社長になったかも（笑い）。

自宅で仕事中に尿意を我慢できずにオシッコを漏らしました。
月曜日に納期の報告書をパソコンで作っています。
別のパソコンで中央競馬の投票をしています。
さらに別のパソコンで息抜きのため無料ゲームをします。
つまり３台のパソコンを机の周りに配置して仕事と遊びをしている時でした。

それなりに集中していました。大ぶりなマグカップでコーヒーを数杯飲みます。
尿意をがまんしきれずにオシッコを初めてもらしてしまいました。
「切迫性尿失禁」というそうです。
ネットで調べたらちゃんとした病気で治療薬もあるそうです。
行った方がよさそうです。

大学共通テストで前代未聞のカンニングがあったそうです。
試験問題の画像をスカイブで送ったそうです。
カンニングしないと通らないなら諦めろと言いたいです。

長男の高校時代のことです。
「東大か阪大に行けよ」と言いました。家を売っても支援するからと。
「僕は行かない。地元の国立大学に行く」
親思いだったようです。私など奨学金でやっと高校に行きました。

息子は高校時代の冬休みは郵便局の配達アルバイトをしていました。
塾には行っていません。大学受験をなめていました。
それでも国立二期校の九州工業大学に一発で合格しました。

それから２年後に娘が「東大か慶応に行きたい」と言ってきました。
成績は長男同様に東大合格確実でした。
この子は２軒の塾に通いましたが成績優秀で無料でした。
それでも「お前は女だから駄目」と言いました。
（つづく）