駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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警備員マウント獲るバカオヤジ

警備の仕事は、はっきり言って簡単です。
難しいことは何もありません。
70歳を過ぎた高齢者にもできています。
ただしマウントをとるオヤジがいたら、うっとうしいのです。


「マウントをとる」とは相手の上に覆いかぶさるようにして自分の優位性をアピールするイメージです。
自分の正しさを信じたかったり、優れていたいという 自己愛的な心理 が影響しているそうです。


競艇場警備員時代に、始業1時間前に出勤せよと班長に言われました。
ほとんどが従ったようですが私は徹底的に反発しました。
険悪な雰囲気になりました。
『バカオヤジ』殴ってやろうか。
空手有段者の私が本気で殴ると即死するかもしれません。
大怪我をさせても面倒なのでぐっとこらえて配置換えを申し出ました。

サッカーのキッチンカーは許可制

古い話の続きです。
ギラバンツ北九州が小倉移転する前です。
八幡西区の運動公園内の陸上競技場が本拠地の時です。


業者出入口の入退警備をした時です。
出店のキッチンカーが入ってきます。
あらかじめ申請して許可証を持つ業者しか入れません。
試合開始前に次々とキッチンカーが入場します。


許可証がない車もありました。
「入場許可証を見せて下さい。無ければ入れません」
「いや、あります。持ってきますので待って下さい」
『・・・へ?』


すると場内から許可証を持ったオヤジが走って来て、
「許可証はこれね。警備員さん」
と言います。


「なんだそれ」と爆笑しました。
1枚の許可証で2台入ろうとする小芝居です。
「ったく、もっと上手にやれよ」
と言って通過させました。
ちゃんと管理するなら車名とナンバーと責任者を記載すべきです。
単に「入場許可車」では管理が甘いと思いました。
私も悪いとは思いました。

サッカーのオフサイドトラップまじかに見ゆ

少し遡ります。
2016年の春に大分トリニータのサッカー警備を命じられました。


交通費は一切でない警備会社です。
自費で大分往復すると申し上げました。
警備員のための駐車場がないし止めてくれと泣いて頼まれました。


会社に集まって皆さんと一緒にマイクロバスで現地入りしました。
するとどうでしょうか。
移動であっても会社に集まった時点で勤務時間が発生します。
時間外労働時間の請求ができます。
裁判や労働基準監督署に申し出ても勝てます。


会社は潰れるかもしれません。潰れたら元も子もありません。
しかし皆さんがそれを望んでいないのは明白。


大分トリニータの本拠地のドームにはこんなに広い駐車場がありました。