駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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喫煙に慣れた感じ新成人

成人式の雑踏警備には毎年でかけました。
K市ではドーム競輪場が会場でした。雨が降っても開催できます。
場内で式典が行われますが、会場前広場で談笑する人が多いです。
喫煙者が多く総じてマナーが悪くポイ捨てしています。


広場で警備中の私たちに隊長から無線が入ります。
「広場にいる警備員は会場に入るように広報して下さい」


何人かが広報用のハンドマイクを持っています。
マイクを斜め上に向けて大声を出します。
「まもなく式典が始まります。会場にお入り下さい」
あちこちから同じような文言が聞こえてきます。
広場には数千人の新成人たちがいます。
いくら言っても動きません。輪になって楽しそうです。


もし彼らが会場に向かったらと気になりました。
無線で隊長に聞いてみました。
「入り口前広場から隊長」
「広場、どうぞ」
「広場にいる皆さんが会場に入ったら収拾つくのでしょうか?」
「そんなキャパはありません。今は百席ほど空いています。それが埋まったら広報終了です」
「了解です」

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