駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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喫煙の警備員は我慢せず

始発電車も出ないうちから警備開始でした。

駅から国道をまたぎ総合展示場につながる空中步廊は猫の子一匹も通りません。

1時間以上たって少し空が薄明かるくなった時です。

「待機はどうなってるのかな」

と同じ班の隊員が近付いて来ました。

「タバコかトイレどっちですか」

「タバコ吸いたい」

控え室に行くより駅舎の方が近いです。

「駅に行って吸ったらどうですか。どうせまだ立たされるでしょうから」

「何かあったらすぐに無線してね」

私は持参した朝食を隠れながらいただきました。

続く

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