駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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当時にはハケンの品格などあり得ない

当時は派遣会社も派遣社員も無かった。
製鉄所など大企業で手子や助手が欲しかったら協力企業から募集していた。
私と同期の高卒者であるNY君が任命された。


八幡製鉄所発祥の本事務所と呼ばれる立派なビルで仕事だった。
マラソン銅メダリストの君原健二さんも通勤時に拝見できた。


背広ワイシャツ、ネクタイ革靴で出勤した。
社員が100人くらいいた開発センターだった。
そして8時30分が勤務開始だったがそれ以上前に出勤して掃除をしていた。
すると他のグループの人に、
「なぜ早く来るのか? 産業スパイではないか?」
と言われて自粛した。
(続く)

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