使えないコンピュータ増やし人増やし
当時はコンピュータと言われていたが正式には電子計算機である。
勉強するためにはメーカーの有料講習会に出でかけた。
私ら雑用係に講習会は行けるはずもなかった。
あるのはメーカーの英文マニュアルと実際のプログラムリストである。
科学技術計算のフォートランは全く簡単ですぐに理解できた。
電子計算機とセンサーなど外部機器を処理するためにアッセンブラというプログラム語があった。
プログラムの中でもっとも難しいといわれているアッセンブラ言語を独自に学ばざるを得なかった。
これはなかなか大変だった。
人を増やしても済む問題ではなかった。
(続く)