駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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聞いてないことはできない電話番アルバイト

立秋も過ぎた昨夜は、葬儀会社の夜間電話番のアルバイトが多忙だった。
泊まり込みの会館に立て続けに2件の故人様搬入があった。


館内の案内看板の設置、安置部屋の準備などがある。
宗派によって掛け軸や仏飯の有無、座布団の色まで違う。
慣れた会館ならそのような備品がどこにあるか分かる。
不慣れであると探すのに時間が掛かる。
コーヒー用のスプーンがどこにあるか分からないこともある。


会館によって細かいローカルルールがある。なおかつ小さな変更がある。
週に1度か2度の泊まり込みしかしていないので全容が分かるわけがない。


お茶の葉やコーヒーミルクはその都度パントリー(台所)から部屋にお持ちするという。
10数カ所ある会館の中で1会館だけそのような取り決めをしている。
昨夜はそこに勤務した。
分かるわけない。どこも同じで置いてあると思っている。


それを「出来ていない」と昼間の事務員に責められる。
「聞いてもいないことは出来ない」と反発する。
するとどこからかメモ用紙を出して「ここに書いてある」と言う。
「知った事か」と思う。
それがまっとうというならこの葬儀会社の管理者のレベルが相当低いということだ。


今夜は別の会館に泊まり込みに来ている。
ここはいわばホームグラウンドで熟知している。
窓ガラスにヤモリが来る時間なのだが今夜はまだ来ていない。

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