駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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秋雨につぶやき止まぬ警備員

土日祝のパート駐車場警備員です。
雨の駐車場警備では装備が必要です。
傘は差せません。会社指定の雨合羽を着用します。帽子カバーをつけ長靴を履きます。
どれかを忘れますと我慢することになります。
気の利いた人が合羽の予備を持っていたりして感謝します。


「いらっしゃいませ」
駐車場に入ってきた車に向かって挨拶をします。
雨が降っていますと窓を閉め切っています。雨音も混じって警備員の声は届きません。
手信号で「進め」を示しながら、少し頭を下げて来店の敬意を示します。


SM警備員は40代の若い人ですが経験10年超えのベテランです。
公営競技場と駐車場警備で月に25日くらい働いています。この人が立哨しますと、いつも何かブツブツ言っています。
後ろを通ったときに立ち止まって聞いてみました。
「・・・いらっしゃいませ、雨の中にお越し頂きありがとうございます。・・・私はこんな雨でも警備員をしております・・・事故のないように・・・まっすぐ通行オッケイです・・・」
リズムを取って間違った合図をしないようにしているようです。



秋雨につぶやき止まぬ警備員


(雨の駐車場)

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