駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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遺書に書けば孤独死の葬儀ができるのか

動脈瘤が破裂したら即死亡するという独身男性(38歳)の接客をしました。
本来なら私のようなパート従業員ではなく社員の仕事です。
最低限のお話を聞いて本部会館にお任せをしようとしました。


「僕が死んだら町のお世話になって無縁仏ですか・・・」
「ご親族が引き取らなければ、そうなります」


これからが意表を衝く展開になりました。
「あのう、僕が死んだらこの会館で葬儀をして欲しいのです」
「え、どういうことですか?」


「遺書に書いておきます」
「それならしかるべき手続きをしますので連絡先を教えて下さい」
私の権限はなにもありません。
社員にぶん投げるつもりでした。
(引っ張りながら明日に続きます)

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