駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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動かない車に出ろの下一段活用 でる・でる・でれ・でろ

土日祝のパート駐車場警備員です。
1月最後の日曜日。自宅から30Km離れた郊外の大型ショッピングセンターの仕事に行きました。
前日に管制から「社有車が出払って車がある人じゃないと行けないので」と言われました。
交通費がでないのですが仕方がないかと了承しましたが何かおかしいです。
現場まで一般道路を通行しますと約60分かかります。朝は遅れたら迷惑をかけます。都市高速道路を使います。約30分で到着します。


雨がしっかり降りました。
隊長が「昨日も暇でした。選挙もあるし雨だから今日も少ないでしょう」と言いました。
私は(え、そうかな? むしろ逆でしょう)と思いました。雨や寒い日に家族で出かけるには駐車場無料のショッピングセンターが定番です。

出入口の交通誘導でした。思った通り入出庫が普段の倍以上ありました。
国道に連結した近くの交差点からひっきりなしにスーパー入口に殺到してきます。
しかもどの方向でも信号が青になりますと続々と入ってきます。信号無視をしてきますので切れ目がありません。朝から晩までそんな状態が続きました。


駐車場からお帰りになるとき左折出庫をお願いしています。それでも右折する人がいます。
タクシーや強引な人は上手いこと右折します。勝手に行ってくれます。止まってくれた人にお礼を申し上げていました。
ところが思い切りの悪い人がいて困りました。
「さ、どうぞ。行って下さい」と声と身振りで示しますが、じっとしています。
右見て左見てもう一度右見るタイプのようです。局部的に渋滞している場所では動けません。
右折できないのなら左折したらいいのです。少しの迂回すら嫌なようです。
道路の半分まで「出る出る。出よ、出ろ、出ろ」と大声をだし手振りで示します。


あれ? 下一段活用ではないでしょうか。
あの未然・連用・終止・連帯・仮定・命令です。「で・で・でる・でる・でれ・でろ」です。


動かない車に出ろの下一段活用 でる・でる・でれ・でろ

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