ノートすべての授業で使いおり
中山母子は熱心な創価学会会員でした。
そのせいか中山君の人生は前向きでした。
普通高校から大学進学すると聞いて目をむきました。
私は中学卒業したら就職するつもりでした。
成績は問題ないとして費用はどうするのかわかりませんでした。
中学時代は勉強より体力や趣味に磨きをかけることにしていました。
部活の後にも空手や将棋がありますので、宿題は授業中に片づけていました。
少しでも出費を少なくするため分厚いノートで全教科使いました。
「ノートを提出」という教師もいました。
理解度合などを確認したかったようです。
後の授業で困るので出しませんでした。
(つづく)