駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

にほんブログ村 その他日記ブログ 警備員・ガードマン日記へ
にほんブログ村

人が来た無言のままでじっと見る(1)

古くからの友人から電話がありました。
「おい、聞いてくれよ。実は・・・」


3日前の夕方です。
玄関の引き戸が開く音がして、誰だろうと部屋から出ました。
薄暗い玄関に誰かいます。玄関灯をつけました。
眼鏡で帽子をかぶった小柄な男がいました。
左手にカップ酒のようなものを持っています。


何か用があるのなら呼び鈴を押すか声を掛けるはずです。
それを省略していきなり玄関に入ってくるとは唖然とします。
ここは田舎ではありません。


「・・・どちら様ですか?」
じっと顔をみています。しばらくして、
「表札が汚れている。おれは、近所のはまの○×$♭▲」
意味がわかりません。
見覚えなのないオヤジでした。
(続く)

×

非ログインユーザーとして返信する