駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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緑陰に水筒置いて警備かな

土日のパート駐車場警備員です。
天気の良い日は日陰がない駐車場は暑いです。
熱中症予防のために水分をこまめに取るよう指示を受けます。
隊長から、
「水筒を持って行って下さい。配置場所の近くに置いて適時飲んで下さい」
と言われます。
そこでスポーツドリンクのペットボトルを歩道の隅に置いたりします。
時々清掃員の方が片付けることがあります。


2年前の夏にレジ袋に入れた水筒を清掃員に持っていかれた警備員がいました。
40代の若いS隊員です。
仕事が終り全員揃ってマイクロバスに乗り込んでから水筒が無くなったと隊長に届けました。
我々には何も知らされませんでした。
マイクロバスごとゴミ集積場に乗り付けて隊長とその警備員がごみ袋を一つずつ確認していました。
「何を探しているのかな?」
「まさか水筒じゃないだろう。俺なら諦める」
「財布の入ったセカンドバックじゃあないの?」
10分くらい探して見つけました。S隊員の水筒でした。
待たせてすまなかったというお詫びの言葉もありませんでした。



緑陰に水筒置いて警備かな

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