駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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正月も満車対応駐車場

正月2日は冬晴で日差しの暖かい日でした。
ショッピングモールは例年の通り盛況でした。
午後から3400台の駐車場が満車となり臨時駐車場案内が始まりました。


私は店舗前の歩行者安全誘導をしていました。
駐車場と店舗前の車道を入出庫の車が頻繁に通行します。
そこをお客様が駐車場の車と店舗の行き来に横断歩道を通ります。


女性の怒鳴り声が背中越しに聞こえてきました。
最初は誰に何と言っているのかわかりませんでした。
「おいちゃん、あそこを見てよ。皆が駐車場を探して疲れているのにちゃっかり駐車している」
女性の指差した方を見ますと、車寄せに駐車したまま誰も乗っていない車です。
車寄せとは玄関脇で人の乗降ができる数台分のスペースです。
もちろん気づいていました。30分以上止めていたはずです。
女性の罵声は「ちゃんと取り締まってよ」と続きました。
私たちにそんな権限はありません。
それに車寄せに駐車された車にいちいち駐車時間を聞く暇がありません。
お店のサービスセンターに苦情を言って欲しいです。
初めて指摘されました。
車寄せに駐車してお買いものされる方はちょくちょくおられます。
よく気づいたと尊敬の念を持って女性に会釈を送りました。

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