物事をいったん否定すると話が広がる
物事を一度否定的に見ることによって新しい側面が見えることがあります。
18世紀ドイツの哲学者ヘーゲルが「弁証法」という認識の原理を唱えました。
オッサンはまず否定しますがそれが弁証法だったのです。
「白い手袋だ」
「あれ、何か変だぞ。真っ白じゃないような」
「ああ、軍手だった」
軍手は寒いときに白い手袋に重ねてつける場合があります。
手袋に関して特別な規定はありません。
会社の指示にしたがって自分で白い手袋を用意しています。
軍手はいけないというわけではないようですが接客の時は印象が悪いかもしれません。
「ショッピングカートだ」
「あれ、何か変だぞ。形が少し違うようだ」
「ああ、隣のホームセンターのカートだ」
自分が正しいと思っていることを否定することにより、より進んだ認識に向かいます。
オッサンがまず否定することも無駄なわけではなさそうです。
しかし自分が目立つために否定するのはいただけません。