(元)敬老警備員の詩

警備員俳句や警備員短歌をタイトルにした警備に関する雑詠です。

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1年目警備とは何か本を読む

今の警備会社には5年前の5月に入社し競艇場勤務となりました。
当時59歳でしたが競艇場警備員60人の中で最年少でした。
パートではなく契約社員でした。月の半分以上はフルタイムで勤務していました。


競艇場での警備は独特です。
警備以外の仕事に熱心でした。ボートレースの投票券は舟券と呼ばれています。
この舟券はマークカードで購入できます。買いたい項目を鉛筆で塗りつぶすだけです。
予想新聞やマークカード、鉛筆などが机の上で散乱します。警備員がこれをきれいに整理します。
警備員の仕事ではなく清掃員のようです。一番熱心に片付けるのが班長で一番不熱心なのが私でした。
私は自動舟券発売機での釣り銭や舟券の取り忘れや客同士の小競り合いがないか常に監視していました。掃除する暇などありません。
当然ながら私が一番見逃しを指摘する件数が多かったと思います。床に落とした小銭の音にも反応しました。
マークカードの書き間違いで困っているお客様のところへ駆け寄り即座に間違いを見つけました。自販機の機械音声を聞くだけでどこが間違っているかわかったものです。
ついでに「この舟券当たると思うか」とマークカードを見せられました。拝見してたいてい首を振りました。そして確率の高い組み合わせをつぶやきました。
そんなことでお客様からいつも感謝されていました。
反対に班長が見逃す件数が一番多かったようです。
とはいえ取り忘れや書き間違いなどは自己責任だからと意に介していませんでした。
それよりも机を整理してお客様に気持ちよく書いていただこう。それを10人の班員に指導していました。


1年たちましてどうしても違和感がぬぐえません。熱心に掃除しない私が一番ダメ警備員と烙印を押されていました。
仕事だから言われたことをすればいいのでしょうけど「警備とは何だ」と考えてもわかりません。
そこで勉強したくなりました。その手始めに警備員試験を受けてみようと思い立ちました。会社にお願いして警備員検定用テキストを借りて読むことにしました。
(つづく)