(元)敬老警備員の詩

警備員俳句や警備員短歌をタイトルにした警備に関する雑詠です。

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冬空や警備が楽し2週間

競艇場の警備員として月14日出勤とした契約社員でした。
場内警備のはずですが私だけは色んな現場に出されました。
競艇場駐車場の他に日曜日のスーパーなどで外に出されました。
新人は他所の応援に出される慣例でしたが、私は半年過ぎても新人扱いでした。
大半の競艇場警備員は場内か場外かどちらかに所属して他所には行きませんでした。
私の場内警備の評価が最低だったせいと思います。
決してうれしいわけでもなく寂しいものでした。
いつでも辞めてもいいよという評価です。
半年ほどで尻尾を巻いて辞めてたまるかという信念だけありました。


班長や先輩たちは記載台というマークカードを記入するテーブル台の整理整頓が警備員の仕事といいます。
私だけそれはおかしいと反対していました。
舟券自販機の釣り銭などの取り忘れや客同士の揉め事を制止することの方が大事と思っていました。


舟券自動発売機の前でマークカードの記入ミスで機械から戻されて見直している時です。
後方にならんだ人から、
「はよせんか。締切が近いぞ。皆イライラしとるんぞ。そこどいて後ろに並べ」
すると反撃します。
「やかましい。そお言うならもっと早く並べ、むかつく奴や」
と言い返します。確かにそう思います。
すぐに駆け寄りどこが間違っているかマークカードを見ます。
そんな時に後ろの男性が、「こら、貴様。もう一回言ってみろ」と近寄ってきました。
「お客さん待って下さい。お互い様です。締切ギリギリに並んだのもマークカードの書き間違いもお互い様です」
何もしないとつかみ合いになります。
客同士のトラブルも自己責任と警備員が無視したらいけないと思うのですが先輩たちは知らん顔します。
当時の私はA競艇場場内で最高の警備員だったであろうと自負しています。
(つづく)