駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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警備員になりきって三が日(2)

正月三が日はショッピングモールYH店の駐車場警備でした。
公営競技場勤務の警備員は他部署への応援にはおおむね不熱心でした。
特に私が所属するA競艇場の警備員は仕事をしないと評判でした。


駐車場警備のある専任者は、
「Aボートの人は全く使えない。指示しても動かない。立っているだけ」
と嘆いています。
私は誰のことか見当がつきました。
タレントのガッツ石松に似た人で私たちはガッツと陰で呼んでいました。
そのガッツは、
「駐車場警備に行ったら何もするな。事故があったら責任問題だから」
と我々後輩に吹聴しています。
ガッツに限らずに前班長のモアイたちも、
「競艇場勤務に支障をきたすのでなるべく外に出るな」
と言っていたようです。
(つづく)

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