駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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指定席警備員は取り越し苦労する

指定席はアルファベットと数字の組み合わせの番号が席ごとについています。
常連のお客様は好きな席番号があるようです。
おおむねスタートライン付近か第1ターンマーク付近がよく見える席が人気です。
時々それ以外の周囲が空いているのにお1人だけ座っていることがあります。


有料席警備員がそれを見て反応は3通りです。
第1番目は何も感じない人です。大半がそうです。


第2にあの席は本当に売れた席なのかと確認する人がいます。
後ろの通路から番号を数えて指定券発売所に戻り確かめます。
売れていない番号ですとさっそく出向いて問いただします。
「もしもし、この席の指定券はお持ちですか」
「いや、自分の席は混雑してうるさいのでこっちにきました」
「もしこの席に本当のお客が来たらトラブルになります」
「わかったよ。自分の席に戻るよ」


新幹線でもあるまいしガラガラの指定席ですからそこまでの心配はいりません。
私は第3番の対応として静観していました。
ご自分の席から逃げてこられたと容易に推測できます。
指定券が無いのに入場したとは考えません。出入り口の警備員がしっかり見ています。
おしゃべり警備員がいたとしても目の目を無断で通行したとしても判るでしょう。
見逃すほどぼんくらではないと思いたいです。

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