警備員待機室の張り紙読んで今更と論ず
A競艇場では隊長から隊員宛に文書で通達が出ました、
5年前の今頃、私が入社して9カ月のころです。
1.届け出休みは2節前まで
2.携帯は待機中に必要最小限度
3.お客様用設備の使用禁止
多少の説明も付記されていました。
ボートレースは通常6日間連続でレースが開催されます。その期間全体のことを節といいます。
1節は予選から始まり予選を勝ち進んだレーサー達による準優勝戦そして優勝戦が最終日に開催されます。
それが基本的な流れです。
警備員が自分の休みたい日を届け出るのは1節以上前にということです。
届け出休みというのは「有給休暇」とは違います。
休みたい日、用事がある日に仕事を入れないで欲しいという日です。
本業の仕事はあらかじめそれがわかっている場合もあります。
短期応援は突然来ます。
電気工事関係の仕事でやり繰りができずにヘルプ出勤を要請してきます。
たとえば23時に明日6時までに100キロ離れた現場に行って欲しいなど平気で依頼されます。
警備の仕事がなければ行きます。日当は警備員の4倍以上あります。
今まで何とかなってきたので、今後も何とかなるだろうと考えました。
(つづく)