駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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かなしみに耐える警備や弥生かな

入社して10カ月目の3月になりました。
競艇場警備員としてパート採用されました。
ところが日替わりで色んな場所で勤務するように指示がありました。
そのようなことはやる気に水を差すような使い方だと思います。


確かに鈍い上に体力がなく競艇場以外では使えない警備員も多くいました。
だからと言って特定の個人だけを集中してあちこち行かせるのはいかがなものか。
いつか辞めてやろうと思いました。
ただし1年も我慢できなくて辞めるのは私の気持ちが許しませんでした。


競艇場の古参警備員の田舎警備に異論を唱えていたので嫌われていました。
会社からも最低の評価をされていたと思います。
ですが私は過去でも未来でも最高競艇場警備員と自負していました。
それが分からないのだから仕方ないと自分のやり方を変えませんでした。
もっとも今考えますと最高の警備員ならやり方もあったかと。
アホの警備員に納得させる働き方をしたらよかったのかと思います。
でも当時の私はそれは許容できない考え方でした。
(つづく)

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