駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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何ごとも無かったように春の夢

私の監視領域外の舟券取り忘れを教えました。
担当部署の警備員は女性従業員と立ち話をしていました。
舟券を取ってくれというので取ってあげました。
名前も聞かれたので教えました。
すると遠くに離れて行きました。何しているのかと思いました。


無線が聞こえてきました。
「東2階から警備本部」
「警備本部です。東2階どうぞ」
「舟券の取り忘れがありました。どうぞ」
「了解。報告して下さい。どうぞ」
「額面は8百円です。責任警備員は・・・」
なんと私の名前が出てきました。


つまり私の担当場所で舟券の取り忘れを見逃しということです。
『そんな、馬鹿な、なんだこいつ』と思いました。
若い警備員を見ますとますます遠くに逃げて行きました。
無線で私ではなく彼の責任と言おうと思いました。
しかしそれも大人げないです。
自分のミスを人のせいにするような奴はどこに行っても勤めることができないと思いました。
いずれいずらくなります。5年前のことです。
彼は警備員をしていないと思います。
(つづく)

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