駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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ひそやかに春に異動する警備員

5年前のことです。
A競艇場の無料席警備班では集団ヒステリックでした。
すなわち「一時間前に出勤しろ」が暗黙の了解になっていました。
公務員だった女房は「それは何かおかしくない?」と言ってました。
もちろん私も言われるまでもありません。
バカな連中に迫害(?)を受けてもせせら笑っていました。


そんな中に賢い人もいました。
新人ですが飛び出す人もいました。
朝礼の時に立派に挨拶しました。


「入隊してまだ1カ月ですが隣のW競艇場に行くことになりました。先輩たちには大変お世話になりました。教えを守って頑張っていきます」


後日ですがW競艇場に行かされたときに彼と会いました。
「早々と逃げましたね。確かに正解です」
「ええまあ。あそこは変な人の集まりでしたから、あはは」
私も異動しようかと少しは考えていました。
(つづく)

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