駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

にほんブログ村 その他日記ブログ 警備員・ガードマン日記へ
にほんブログ村

春深し競艇場の駐車場

競艇場の駐車場ではいったん満車になりますと動きがなくなります。
特にA競艇場はモーニング開催です。
8時15分に開門し9時からレースが始まります。
競技場の直近の駐車場は満車になる9時までが忙しいです。
満車になりますと出入り口にロープを張って入場制限します。
後から来た人には「満車です」と教えます。少し遠くの大駐車場に行っていただきます。


さて満車になった駐車場の警備員は暇を持て余します。
外見はじっと立っているだけです。
それが嫌だという場内警備の人が多いです。


ところがそこがいいところなんです。
先輩のSMさんは何と独りごとを言います。
傍目には何かブツブツ言っているように見えます。
小声でこんなことを言っています。
「お早うございます。警備員のSMです。いらっしゃいませ。今日も元気にボートレースをお楽しみ下さい・・・」


私は考え事をしていました。
詰将棋を考えることができます。
将棋3段ですが詰将棋を解くことも作ることも両方します。
詰将棋の問題を一目で頭に記憶します。
そして頭の中で詰ませます。


小説のストーリーも考えます。
ちなみに小説を読むより書くことの方がより好きです。
警備員小説も書き仲間内で回覧しました。
そして何よりこの時は警備員検定試験の勉強期間でした。
手の平に持って自作の豆単語帳を繰り返し読んでいました。
(つづく)

×

非ログインユーザーとして返信する