駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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梅雨空や小芝居すぎる警備員

A競艇場では警備員が拾ったお金は巡察を無線で呼んで預けます。
巡察とは決まった警備をしないでイレギュラーな事態に対処する役目です。
喫煙場が彼らのたまり場です。


警備員からの呼び出し無線でもっさりやってきます。
今まではお客様喫煙場を使っていましたが禁止になりました。
従業員喫煙場は奥まっていて無線が聞き取りにくい場所でした。
そのため時々返事がないことが増えました。


するとそのたびに小芝居します。
喫煙場から大広間に出てきて無線します。


「巡察から警備本部どうぞ」
「警備本部です。巡察どうぞ」
「無線の感度が低下しています。感度はいかがですか」
「感度良好です」
「ありがとうございます」
分かる人にはわかっていました。
私など苦笑して「サボってばかりいるじゃん」とバカにしていました。
(つづく)

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