駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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シニア層高い音聞こえなくなり警備員よお前もか

レースは30分ほどの間隔で行われます。
ファンのためにレース毎に情報がモニター表示や音声が流れます。
選手紹介からスタート練習、解説者による予想、レース実況そして配当金が放送されます。


警備員はおおむね通路の真ん中に立って投票場を監視します。
以前のことですが天井に配置した1台のスピーカーから「キーン」というノイズが聞こえてくるようになりました。
その下に立ちますと不快な気分になります。
先輩に「スピーカーの故障でしょうか?」と聞いても誰も聞こえないといいます。
お客様もシニアの方々なので気にならないようです。


日曜日に若い男性客が通りかかって、
「ここ、うるさくない?」
と顔をしかめて上のスピーカーを指さしました。
私は同志を得た気分でした。
「すみません。高音ノイズが出て耳障りですね。修理するよう伝えます」


警備本部に無線連絡すべきなのでしょうがショートカットしました。
片手に温度計を持って場内巡回をされている人にその旨を報告しました。
「オレにも聞こえないなあ」と笑いました。
それでも修理の手続きはしていただいたようです。
何日かしてノイズは気にならなくなっていました。
スピーカーそのものに不具合があったそうです。

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