駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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スマホを探した警備員がなぜ見逃すか

スマホを無くしたというお客様が翌日また指定席に入場しました。
自分が座った席の近くを探し見つけました。
近くにいた警備員に伝えました。


それを聞いた警備員は無線しました。
「指定席から警備本部」
「指定席、どうぞ」
「昨日スマホを無くしたというお客様が座席の下で見つけました」
「・・・警備本部、了解」


『え? A警備員が見て、無かったはずだが?』
と誰もが思いました。


班長がA警備員に問いただしました。
「昨日、探して無かったのだろ?」
「うん、俺はちゃんと探した。絶対無かった。客が嘘を言っているんだ」
「うーん。そうかな。客が嘘をつく理由がわからない」
班長はA警備員の探し方が悪かったせいだろうと思いました。


もしお客様がウソを言ったのなら理由はなんでしょうか。
スマホを落したと言ったが実は勘違いであったかもしれません。
でもそうならことさらに「座席の下にあった。見つけた」という必要はありません。
黙っていればすむことです。
客かA警備員のどちらかが嘘を言っているようです。
(つづく)

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