駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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さまざまなことを思い出す五年前(2)

5年前のA競艇場の開場時間は8時15分でした。
モーニング開催と呼ばれています。
他場より早く開催することでお客様を呼び込んでいました。


それで警備員の出勤時間は7時30分でした。
出勤してからお客様をお迎えする開場まで45分ありました。
ぞの間に充分に準備ができますが暇なオッサン警備員達は早出します。
「1時間前に出勤せよ」と大号令が掛かっていました。
6時30分です。早出勤務ではありません。とにかく早出です。
何のためか意味が分かりません。


いわゆるバカです。バカばっかりです。
そしてバカばかりですから集団ヒステリィの状態となっていました。
私はあちこち行かされてました。バカ集団と隔離されていました。
7時15分に出勤した私に班長がヒスを起こしました。
「何で6時半に出勤しないのか!」
「はあ?」
「とぼけるな!」
そして私に出て行けと怒鳴りました。
冷静な私はとうとう堪忍袋の緒が切れまして隊長に異動願いを出しました。
(つづく)

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