幸せと感じる高齢講習会
72歳になり、免許更新のための高齢者講習通知が届いた。
初めての高齢者講習ついに来たという思い。運転は仕事にも生活にも欠かせないので、講習は避けられない。
日曜日だったが、早めがいいと思い自動車学校へ電話した。
妻は「平日の方がよかったのでは」と言ったが、運よく6月下旬の枠が取れた。思ったより受講者が多いようだ。
普段の車種を聞かれ、オートマと答えた。若い頃は会社のマニュアル車で九州各地を走り回ったものだ。
高速もエアコンもない社有車を一車線の国道を、夏場に汗だくで運転した記憶がよみがえる。
昭和の頃は北九州市から大分市まで6時間ほど掛かっていた。今では1時間。隔世の感だ。
帰り道では、運転していない同乗者が車内で冷たいビールを開けていた。国道沿いの酒屋で買ってすぐ飲む、何度も。あの時代ならではの光景だ。
今は車も道路環境も良くなり、運転はずいぶん楽になった。高速も夜間も苦にならない。
講習では視力検査や実車があると聞き、少し緊張するが、試験ではなく“運転の健康診断”だと思えば気が軽い。
年齢とともにできることは変わるが、いまだに自分のペースで続けられるのはありがたい。