元駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。今は普通の記事を書いてますw

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自転車は危険の隣 秋の空

頃南

信号無視の車にぶつけられそうになった。
片側二車線の県道の横断歩道で、青信号になったので自転車を進めた。
ぐっと踏み込んだ瞬間、右側から「グワッ」という異様な音が迫ってきた。
思わず急ブレーキを掛けると、自転車の数センチ先を軽自動車がかすめて通過した。
反射的に「このやろう!」と声が出た。
運転者は坊主頭で、古い軽自動車に乗っていた。
ナンバーを読み取ろうとしたが、猛スピードで逃げ去ってしまった。


そもそも車は横断歩道の自転車を見ていない。
スーパーなどの駐車場から左折して出るとき、右側の車ばかりを気にしている。
左から来る自転車や歩行者に気づかない人が多い。
自転車側が用心しているから事故が起きないだけで、危険は常に隣り合わせだ。


しかし信号無視して突っ込んでくる車があるとは、正気とは思えず笑気すら感じる。
その直後、後ろからシニア男性が声を掛けてくれた。
「危なかったね。ぶつけられなくてよかったね」
「はい、運がよかったです」と答えた。
秋の空の下、ほんの数秒の出来事だったが、命の軽さと運の重さを思い知らされた。

地域活動に参加し健康に

頃南

敬老会の案内状を配った。

隣組に参加されている70歳以上の方が対象で、福祉役員が手分けしたため、私の担当は十数名ほど。ポストに案内を入れるだけなので、散歩がてら気軽に回ることができた。


これが国勢調査のように一軒一軒訪問して手渡しする方式なら、話はまったく違ってくる。家にいるのに出てこない人、電話しても応答がない人。訪問販売への警戒が強いのだろう。

いっそ法律で訪問販売を禁止してほしいくらいだ。訪問者は有罪、呼び鈴を押しても出てこない人も有罪──そんな妄想をしながら歩いた。


来週20日(日)には、役員が会場設営や記念品の袋詰めなどの準備を行う。

私自身も敬老会の対象年齢だが、役員としてお迎えの準備に朝8時過ぎから会場に詰める予定だ。


70歳を過ぎても、地域の皆さんの役に立てることは心身の健康づくりになると聞く。

案内状を配りながら、こうした小さな地域活動こそが、長生きの秘訣なのかもしれないと思った。

石段を秋風受けつ走る我

頃南

毎日石段の昇降を続けて、ちょうど1か月になった。

最初の頃は、100段を上るだけで息が切れ、足が重く感じられた。

それが今では、同じ段数を上っても呼吸が乱れなくなった。

体が少しずつ、確かに変わってきている。

「続けてきてよかった」と自然に思えてくる。


今日は石段の昇降時間を計ってみた。

40段を対象にしたところ、上りも下りも偶然どちらも30秒だった。

速度を合わせたわけではないのに同じ結果になり、少しおもしろく感じた。


次に40段の駆け上がりを計測した。

1回目16秒、2回目17秒。歩行時のほぼ半分の時間である。

1段あたりの時間は16÷40で0.4秒。

頭の中では「タッタッタ…」と軽快なイメージなのに、足は思うように動かない。

走りながら思わず笑ってしまった。


いきなり回数や段数を増やせば、怪我や故障につながるかもしれない。

あせらず、マイペースで鍛えていきたい。

秋風を受けながら石段を駆け上がる時間が、少し誇らしく感じられてきた。