駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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外国の花火客の発音が訛って聞き返す警備員

花火大会警備は案の定遅くなりました。
帰宅は午前1時になりました。8時から外出の予定がありました。
余裕は7時間しかありません。その間に入浴、夕食、睡眠、朝食そして身支度をしました。
公営競技の人達はもっと早いのでさかんに愚痴っていました。
我々パート警備員は自分の出勤日を選ぶことができますが現場を選べません。
嫌われている現場は勤務時間と日当単価を発表し公募していただきたいです。


花火大会の警備そのものは屋台が並ぶ道路に立っているだけでした。
車両通行止めの道路を花火客が次から次にひっきりなしにお通りになります。
屋台の後方に歩道があります。ほぼ10メートル間隔くらいで5人並んで立っていました。
中央付近にいた私に花火客からの問い合わせが集中しました。


若いカップルが寄って来ました。
「あ、来た、今度は何かな」と軽く会釈しました。
男性が「ステシヨンハ?」と意味不明なことを言いました。
「捨てションってトイレですか、何?」
相変わらず「すてしよん」と言います。
暗がりですが顔をよく見ますと外国の方のようでした。ピンときました。
「すてーしょん。駅だね、ステーション」
私の発音がまだましです。東南アジア系の方のようです。
「エキ、エキ」
「ツー ターン ライト。右、オッケー?」
手を伸ばして右に曲がれと言いました。
ターンツーライトかもしれませんが通じたようでした。



外国の花火客の発音が訛っていて聞き返す警備員

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