テニスラケットのガットの張替えを頼んでいました。
スポーツショップのヒマラヤに行きました。

引換券が必要です。
到着しておもむろにショルダーバッグの中を探りました。
「あれ？　無い・・・」

「そっか、財布の中に入れたんだ」
と思い出しました。
でもその財布もクレジットカードもありません。家に忘れてきました。

家を出るときに、あれこれ、買い物をする道順を考えました。
まずヒマラヤに行って、それからマウスを買いに電気店に行く。
それから百均で砥石を買って、コンビニのＡＴＭで明日の競馬の資金をチャージ。
次はガソリンスタンドで満タンにする。
それから寝酒用のお酒を買いに行って・・・。
そう計画は完璧でした。

家に戻りました。
片道１０分程度ですがそれなりにショックでした。
人のことを笑えなくなりました。

十数回目の運転免許更新に行ってきました。
１時間の通常講習でブルー５年です。次回は７０歳以上の高齢者講習となります。

免許は１８歳の高校卒業前に取得しました。
路上講習では先に出発した教習車を追い抜いてトップ帰還していました。

担当の教官に「前の教習車遅いので抜いていいですか？」と聞きました。
制限速度以下で走っていましたので軽く追い抜きました。
この先生は私に、
「カーレーサーになれる。車を買ったら俺のレースチームに入ってくれないか」
と言われ続けました。

他の教官の時は駄目でした。
右ウインカーをあげ、抜きにかかりますと、隣でフットブレーキを踏まれました。
おまけに「キープレフトを守れ」なんて言われて、左端をギリギリに走ってやりました。
昔は道路脇にふたの無い側溝がありました。
相当危険でしたが教官も何も言いませんでした。
とろとろ走る教習車を見かけるたびに思い出します。

明日は運転免許更新に行きます。
青色免許ですが有効期限５年をいただきます。

３０年前に独立開業してから、毎年のように速度違反がありました。
九州中の高速道や国道を走り回っていました。

レーダー探知機を備え警戒していました。
昔は高速道でもネズミ捕りをしていました。
アラームが鳴って急ブレーキを掛けます。「セーフ」が多かったです。
それでも「２０キロオーバー」の切符を切られたことがあります。
１５０キロくらいで急いでいました。
「２０なら、まあ、いっか」

６８歳にしてようやく「ブルー５年」です。
今だ運転に自信はありますが、それが事故のもとかと。
次の７３歳で更新できたら幸せと思います。