駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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ドライブスルー混雑はスルーする(2)

大みそかのドライブスルーでの駐車場警備の続きです。
この日の人員はリーダーのIBさんと私の2名でした。
並んだ車が通路までつながりますとスーパーのお客様の障害となります。
それにもう一つ問題がありました。
注文した商品を受け取った車がお店を回って出る際に待ち車が塞いで出られなくなります。
出口がふさがないように広報しますが、塞いでしまうと少しずつ前進していただき通路を確保します。
そのためそこに1人の警備員が配置されます。
もう1人が行列からはみ出して通路まで並んだ場合に駐車してお店で購入していただくようにお願いします。
このお願いは相手によっては苦情を受けます。
自分が並ぶのを諦めて駐車したあとに列が進み後からきた車が行列に並んだりしますと憮然となります。
仕方ないと諦める人が多いです。少数ですが警備員に文句を言う人がいます。
「俺が並んだら邪魔になるからと言われて他所に駐車したら後から来たのが並んでいるのは気分が悪い。不公平だ」
お願いしたリーダーのIBさんは「そう言われまして道路に停車されますと皆さんのご迷惑になりますのでご協力をお願いします」と謝っていました。
ときどき苦情はありましたがリーダーは店長の期待に応えて頑張っていました。
クリスマスはドライブスルーの待ち行列が混雑してスーパー本体のお客様に迷惑をかけたということでした。
それ以降はIBさんが中心に正月まで勤務したそうです。
(この件終り)

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