駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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終回を投げる投手のごとく

土日祝のパート駐車場警備員です。
年に何回かサッカーや野球のイベント警備に派遣されます。
プロ野球でもサッカーでも経験のある配置をして欲しいのですがいつも違います。
希望は内野席のスタンドで背面警備です。


野球場周辺道路の警備を命じられたことがありました。
駐停車しないようにドライバーにお願いします。
道路路肩に停車している車に近づき、
「すみません、ここは駐停車禁止です。移動して下さい」
と言いますと、
「野球に来たのだけどどこに止めたらいいですか?」
そう言われても私もこの辺は詳しくありません。
「どこか有料駐車場に御止め下さい」
と答えました。
「どこにありますか?」
(さあ?)口には出しません。
「わかりません。私たちは駐車場の案内係ではありません」
「えーそんなことでいいのですか。警備員でしょ。プロ意識が足りませんね」
(バスや電車やタクシーで来なさい)と内心で思います。
「私は球場から周辺道路に駐停車しないように依頼された警備員です。もう一度いいますが駐車場案内係りではありません。現在は道交法に違反されています。至急移動して下さい」
「ふん!」
このように私がご注意申し上げてもなかなか動いてくれません。


某先輩など日焼けして大柄で怖そうな顔をしています。
そんな強そうな人が近寄るだけで路肩に駐車していた車があっという間に居なくなります。まさしく適材適所。


終回を投げる投手のごとく今日われは駐禁注意

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