炎昼のドライブスルーで警備する(2)

7月3連休の初日の土曜日です。
食品スーパーの敷地内にある某飲食店のドライブスルー警備でした。
9時に車に乗り込む直前に携帯に会社から電話が入りました。用件は分かります。
「まだ来ていないとMA店のOIさんから連絡がありました」
分かっていても『せからしいなあ』。イラッとします。
「今から自宅を出るところです。9時30分からでしょ? すでに30分遅刻ですか。30分でも1時間でも時給を引いて下さい。なんなら欠勤で構いません」
やる気のないところに追い討ちをかけられました。


勤務前日の金曜日に会社から勤務指示がありました。
「明日はMA店です。9時30分から19時です。手順などOIさんに全部話していますので心配ありません。場所はわかりますか」
OIさんって誰なのか。全部話しているってなんだろう。なんだかやけに長い気がする。
と思いながら、
「警備で1度入ったことがあります」
と答えました。
去年の大晦日に5時間勤務でした。自宅から4キロで10分程度と割りと近いです。
「ではよろしく」
電話が切れてから何か釈然としません。何なのか考えました。
私には何も話さないということはどういうことなのかわかりません。


『2人警備で相方のOIさんは普段はスーパーで施設警備していています。交通誘導に慣れていません。ただしMA店には何度も入っていて慣れています』
このくらいは伝えて欲しいものです。
それもないということは期待していないということでしょう。
単なる員数合わせ。モチベーションも下がります。
それと時間が長いこと。前回は5時間でした。今度は10時間に近いです。
こちらから会社に確認しましたが聞き間違いではありませんでした。


ドライブスルーの通路(白矢印)と場内に入場する通路(黄矢印)が交差します。




炎昼のドライブスルーで警備する(1)

某飲食店のドライブスルー警備に2日連続で入りました。
7月中旬にあった3連休の土日曜です。
翌月曜日が「海の日」です。私は休みですが警備はありました。
2名体制で9時30分から19時までと少し長めです。
食品スーパーの敷地内にあります。
スーパーのお客様も飲食店前を通行されるのでより混雑します。


ここの警備は2回目です。
前回は昨年の大晦日に10時から15時までの勤務を経験しました。
問題はドライブスルー利用者の待ち自動車です。通路に対して斜めに建物が建っています。
注文のため4台か5台までは並ぶことができます。
それ以上になりますと片側車線にはみ出ます。他車の通行の邪魔になります。
それに待ち自動車がドライブスルー出口をふさぐことがあります。
そこでリーダーは車道にはみ出てお待ちの車にはドライブスルーでのご利用を止めて通常の店舗内注文をお願いしていました。
すごく混雑してほとんど休憩がありませんでした。そのようなことを思い出しました。


今回はリニューアルオープンした最初の連休でした。
お店も大混雑を期待していたことと思います。
普段はスーパーで常駐警備をしているOIさんがリーダーで初対面の人でした。
ここの警備経験が何度もあるそうで安心していました。


梅雨空のショッピングモールの警備員(8)

車を探している女性の携帯番号を聞きました。
白のBMWですからすぐに見つける自信があります。


車探しは推理することがあって楽しいし得意です。
どの辺に駐車したか断片の記憶を聞いて探し当てます。
シニアの方の言う自動車ナンバーや止めた位置は信用しません。
「絶対にこの出入口辺りに停めた。番号は1234」という記憶はあやしいのです。
反対側の出入口付近にあって2345だったりします。
おおむね色と車種は間違わないようです。


さあ今から出かけるかと思った時に遊撃隊員のNDさんがやってきました。
「車ありました」
と簡潔に言いました。
他にちゃんとした言い様がないものか、やはりコミュ障かと。
そして同僚のEGさんが見つけたのだと思いました。
がっかりしながら、後の処理をNDさんに任せることにしました。
ご婦人の携帯番号を教えて私の手から離れることにしました。
隊長への報告も当然していただきます。


遊撃とは隊長の補助業務や突発事案に対応するのが仕事です。
隊員が持ち場を離れないように世話をすることもあります。
隊員が財布などを拾った場合に無線で連絡を受けた隊長か遊撃が隊員のもとに駆け付け拾得物の処理をします。
そういうことなので隊長と隊員の不毛な無線を聞いた瞬間にNDさんはこちらに移動すべきでした。
私もあとからEGさんに確認しなかったのでコミュ障かもしれません。
(この項は終り)