駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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春の雨 合羽をまとい警備かな

前日の図書館警備は土日とも雨でした。
制服の上から雨合羽と長靴そして警備帽子には透明ビニールのキャップをつけます。
雨の中でも両手を使って車両や歩行者へ見やすい動作で通行案内ができます。
車両に対し「止まって下さい」や「徐行して下さい」それに「通行して下さい」など基本動作があります。


前任者はその基本動作が全くできていませんでした。知らなかったようです。
おまけに雨降りは傘を左手に、誘導棒を右手に持っていました。
適当に赤色誘導棒を振り回していました。それでも何となく運転者に通じます。


一人警備員の現場です。めったにないです。
会社もそんなに重みを置いていないと思います。
苦情や事故なく無事にやってくれという姿勢なのも致し方ないです。

意地が涙を・・・泣いて 泣いてたまるかヨ

今日の日曜日も図書館警備員でした。
相方のトージョーさんが入院しているので土日の連チャン出勤でした。
来週から私は土曜日でトージョーさんが日曜出勤になります。


図書館の学習室で勉強している若い人たちをみますと羨ましいです。
大学を目指している高校生がたくさん来ます。
シングルマザーに育てられた私は中学を卒業したら就職することになっていました。
当時の中卒者は「金の卵」と言われ歓迎されていました。


周りの大人からは、
「勉強せんでいい。その代わり体を鍛えろ。職人になれ。母ちゃんに楽させろ」
と言われていました。


経済的理由から高校大学に行けないと分かっていました。
問題は何の職人になるかでした。
中学生の頃は「何がしたいか、何に向いているか」を考えていました。
そんな時に、友達の家で渥美清さん主演のテレビドラマ『泣いてたまるか』を見て泣きました。
渥美さんが歌っていました。
『天(そら)が泣いたら 雨になる山が泣くときゃ 水が出る
俺が泣いても なんにも出ない意地が涙を・・・泣いて 泣いてたまるかヨ通せんぼ』


我が家にテレビが来たのは中2の冬休みです。それまで友達の家でテレビを見ていました。
生きる希望をテレビドラマにいただいきました。
部活も空手も将棋も辞めずに続けました。
思いがけず奨学金で高校にいけてエンジニアになりたいと思うようになりました。
そして親孝行も実現できました。

図書館の閲覧室で勉強も雨で学生少ない日

今日は土曜日。
図書館警備員でした。
明日も相方のトージョーさんが入院しているので出勤します。


午後から降雨予想で的中しました。
冷たい雨と風で寒かったです。
図書館の自習室や閲覧席で勉強する学生も極端に少なかったです。


私は図書館で勉強したことがありません。
小学校の頃から「カギッ子」でしたので図書館に入りびたりでした。
大広間の閲覧室がありそこで本を読んでいました。
それとは別に学習室があって勉強はそちらでした。


今の図書館は大広間の学習室があります。数えていませんが100人くらい入りそうです。
閲覧室として小スペースの小部屋がたくさんありますが、そこでも勉強をする人がいます。
今日は雨予報で集まる学生も少ない日でした。