駐車場警備員の詩(うた)

警備に関する雑詠です。たまに普通の記事を書きます。

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警備員呼んでも来ないどこにいる

競艇場警備員の最大の使命はなんでしょうか。
競艇場に限りません。競馬、競輪でも同じです。
それはお客様の財産と身体生命を守ることです。


警備員時代の班長たちはそれが分かっていませんでした。
もしかしたら今でもそうかもしれません。
会社の教育が悪いせいです。
競艇場や競輪場のお客になれば警備の程度がすぐにわかります。
いずれ行ってみたいと思っています。


当時は掃除が第一でした。バカです。


ファンの方は自販機で舟券を購入されます。
「俺が釣銭を取り忘れたのだけど見てなかった?」
というお客様が多くいました。
たいていの警備員は「仕事していたので見ていません」と答えます。


私は「仕事しない」で売り場ばかり見ていました。
日に何度も釣銭や舟券忘れを発見し注意していました。
その数は過去最多だったと思います。
お客さんや売り場スタッフは認めてくれていました。


それなりにやりがいがあり長く務めたかったのです。
バカなおっさん達から、
「早く来ないし掃除もしない駄目警備員」
とレッテルを貼られました。
61歳の時に駐車場警備に異動させてもらいました。

通勤は仕事するより大仕事

競艇場の警備員時代のことです。
パートの先輩から「一時間早く来い」と言われと会社に相談しました。
私を違う班に異動してくれました。それは根本的な対処になっていません。


競艇場は3階建てで地下1階もありました。
警備員は各階ごとに班決めされていました。
班には平均10名程度の警備員が配置されていました。


各班には班長と副班長がいました。
副班長は班長が決めます。班長が辞めたら班長に昇格します。


班長手当があると聞きました。
それが1日300円と聞いて耳を疑いました。
3000円の間違いでは?


それでもその300円が欲しくて班長にどうしてもなりたい人がいました。
一時間早出出勤を提唱した人です。
班長をわざとイジメていたそうです。
嫌気がさした班長はそいつに班長を譲り別の警備現場に異動しました。
(続く)

誰か知る道路清掃人の汗

自宅周辺の道路清掃をしています。
以前は近所にコンビニがありました。
その周辺は食品の包装紙やタバコの吸い殻が散乱していました。
店員は駐車場だけの清掃をしていました。


道路清掃のついでに県道沿いの雑草取りもしました。
夏場は街路樹の水やりもしました。


8年前の競艇場警備員をしている時でした。
先輩から始業開始時間の1時間前に出勤するようにと言われました。
毎朝清掃活動をしていました。行けるわけがありません。
しかも会社が命じた早出でもなく意味がわかりません。


なぜ来れないのか問われて、奉仕清掃のことを言いました。
「ふざけるな。お前は真面目じゃないからだ。早く来い(怒)」
と怒鳴られました。
若い時なら殴っていました。
つまらん警備員ですし詰まらん警備会社と思いました。
もちろん早く行きませんでした。